先日、事務のお仕事で一般事務と営業事務について紹介しましたが、今回は医療事務のお仕事について紹介したいと思います。
一般事務と営業事務について興味のある方は過去記事をご覧ください。
医療事務とは
医療機関で患者さんの応対や医療費の計算、診療報酬の請求(レセプト業務)をしたりする仕事です。
私は3年半程医療事務の仕事をしていました。内科で半年、泌尿器科で3年です。病院で働いたことがないので、私が経験したクリニックでの仕事内容を紹介したいと思います。
- 受付業務・患者さんへの問診業務(問診票記入の説明等)
- レセプトコンピューター入力(初診・再診や検査がある人は検査項目の入力など)
- レセプトコンピューターチェック(先生が診察しながら診療内容を打ち込んでいかれるので、内容をチェックし、重複請求できない項目がないか確認。)
- 検査補助
- お薬の準備(先生が処方された薬を患者さんへ渡す準備をする。)
- 会計
- レセプト業務(患者さんごとに1ヶ月間の診療情報を作成し、間違いがないか、重複請求できないものを入力していないか?等チェックし審査支払期間へ提出)これが難しい。
医療事務の資格って必要?
持ってなくても働いている方はたくさんいらっしゃると思いますが、私は持っていた方がいいと思います。上の業務内容で紹介したレセプト業務をするにあたって、資格を持っているのと持っていないのとでは全然違います。資格を持っていなくても知識があるのであれば、問題ないですが、1からレセプト業務をおこなおうと思ったら相当大変だと思います。
面接でも医療事務未経験で採用してもらおうと思ったら資格が重要でした。パートとかだったら、問題なく採用してもらえると思いますが、私は正社員を目指していたので必須でした。
資格を持っていても、未経験はね・・・難しいよ。って何度も言われて、パートで少し経験をつんでから正社員を目指すべきなのか・・・って悩んだ時期もありました。それでも何度も面接に行ってようやく採用をもぎとりましたが。
私は医療事務の仕事をするまでは一般事務として働いていましたが、このまま何のスキルもなく、誰でもできる仕事を続けていていいのだろうか・・・と不安になった時期がありました。
そのころ勤めていた会社での仕事は本当に何も知らない新卒でもすぐにできるような仕事ばっかりだったんです。時間を持て余すことも多く、余計に不安になっていたのだと思います。
よしっ!!手に職を!!って考えても今から専門学校に通ってなんて、無理だよなぁって諦めて。
今思えばまだ20代も前半だったんだから何でも出来たんです。でもその頃はそういう考えにはなれなくて、もう遅い。今からじゃ無理。という考えが頭にあり、看護師みたいな国家資格を目指そう!!っていうことはできませんでした。
そこで目をつけたのが医療事務。色々調べて自分でもできそう、かつ、年とってからも働ける、そして資格がある(←ココがその頃は重要でした)っていう理由で医療事務の勉強をすることにしました。
資格=将来安心という思いがあったのでしょう。
私の場合は、17時まで一般事務で働いて、その後夜間の通学スクールに通って勉強しました。確か19時から21時までで、週に2~3日だったかな?平日は17時まで働いて、そのあとスクール通って家帰ったら22時くらいで。土日は勉強して、すごく充実した日々を過ごしてました。
通学時間を減らすことを考えたら通信教育でもよかったかなぁなんて思いました。今の時代だとリスクを減らすって意味でも、通学ではなく、通信教育の方がいい気がします。ただ、人によっては通信教育は性格的に難しいんだよなぁって人もいると思うので、そういう方は通学してがっつり勉強されることをおすすめします。医療事務看護講座
資格は、何を基準に簡単・難しいって判断するかわからないので、個人的な感想になってしまいますが、ちゃんと勉強すれば取得できるレベルです。私は医療事務と医療コンピューターの資格を同時に取得しました。
やっぱり持っていると面接では強みになりましたし、未経験でも正社員で採用してもらうことができたことと、実務では相当役に立ちました。レセプトするとき、こんなの勉強してないと意味わかんないんじゃ・・・って思いましたもん。だから資格は持っていて損はないと思います。
参考になりましたら幸いです。
コメント